ミニッツのニュートラルブレーキの使い方

ミニッツのニュートラルブレーキの使い方

ニュートラルブレーキの使い方について、以前にあれこれ考えました。

ブレーキを一切使わない場合の自分の結論としては「スロットルを戻した時に必要な減速が得られる値にする」です。

ニュートラルブレーキをあれこれ試すきっかけになったのが、ブレーキをうまく扱えないことでした。減速が足りなかったり、止まりすぎたり、曲がりはじめてからブレーキをかけてしまったりなどが原因でスムーズに走れません。

練習とプロポ設定でなんとかしようとしましたが、かなり習得まで時間がかかりそうだったので、ニュートラルブレーキをブレーキとして代用ができないかと考えました。以下は青8車両で試したことです。

車速が速い車では(青7か8以上?)コーナー毎に曲がれる速度までどかんと速度を落として、スロットルを入れながらコーナーリングするのが一番速く走れるはずです。スロットル操作のイメージとしては、曲がりはじめる前にニュートラルに一瞬入れて減速し、曲がりはじめると同時かその僅かに後にほんの少しスロットルを入れ、コーナー終わりに向かって握り足していく感じ。減速している時間を短くして、なおかつ俗に言うスローインファストアウトです。というか自分の中では可能な限りファストインファストアウトがやりたい。

素早く減速させるためにICSでニュートラルブレーキを上げていきます。最終的には、5(最大)に。ピニオンの枚数が多いほどニュートラルブレーキは効きづらくなるのでピニオンの枚数も設定値に関係してきます。また、ニュートラルだけでなく、スロットルを抜いていく途中での追従性も上がる感覚と、コーナー中のアクセルコントロールがシビアになるので、変更直後は結構手こずります。ICSの値を4から5に上げた時は慣れるのに2日ぐらいかかりました。

ブレーキがよりタイムに直結しやすいと感じるのは、車速が速い車とRのきついコーナーが連続するサーキットレイアウト。低グリップ時の吉祥寺はブレーキが使えるとさらにタイムゲインが大きいです。

ここまではWT車両での話。NTなどの車速の遅い車ではどうなの?という話ですが、自分のNT車両のICSニュートラルブレーキ値は1か2です。コーナー前の曲がれる速度までの減速の為に必要な値はこれで充分だと感じました。これ以上にすると無用なところで減速してしまうことが多かったです。レイアウトにもよると思いますが、カップレイアウトD(ミニッツカップ箱根園でのレイアウト)では大丈夫でした。

2022ミニッツカップ関東レイアウト
箱根園・ホールに敷かれたレイアウトD

但し、WTとNTの走らせ方が真逆になります。NTは車をコーナーに流し込む感じ、WTはガバっと止めてガツガツコーナリング。手と頭が混乱して楽しいです。

他の使い方としては、ブレーキとニュートラルブレーキを併用する走らせ方があると思います。例えば急減速が必要なコーナーのみブレーキを使い、そのほかのコーナーはニュートラルブレーキで合わせる方法などです。

走らせ方は人によってバラバラで正解はないと思います。西のスーパーウルトラエキスパートさんはNTからOPまでいわゆる転がし系の走り方を推奨されていますし、東のスーパーウルトラエキスパートさんはブレーキガツガツ使ってとんでもないタイムで周回していたりしますので、自分に合った走り方を見つけるのが正解かと思います。

いつかはニュートラルブレーキ1で変幻自在のブレーキングで走れるように遊んでいこうと思います。(無理)